ロボアドバイザーつみたてNISA&iDeCo

投資というと銀行などで見かけるチラシやテレビCMでも

「NISA(ニーサ)」や「iDeCo(イデコ)」という言葉を見かけたことがあると思います。

この2つは、税金を優遇してくれる投資のサービスの名前です。

 

まずはNISAで始めてみよう!という投資の入り口にもなっているサービスです。

この、NISAやiDeCoで「ロボアドバイザー」は使えるのでしょうか?

使えたら便利だな~と思って調べてみました。

つみたてNISA・iDeCo・ロボアドの比較

そもそも、つみたてNISAとiDeCo、ロボアドってどう違うの?

違いを特徴別にまとめてみました。

投資の始め方

積立NISA 20歳以上の成人、1人1口座まで
iDeCo 20歳以上60歳未満の成人、1人1口座まで
ロボアドバイザー 誰でも複数口座利用可

つみたてNISAと、iDeCoは1人1口座というルールがあります。

楽天証券で口座を作って、マネックスでも作って、大和証券でも作る!

みたいにいくつも同時に口座が作れません。

NISAとiDeCoは1人につき、NISAを1つ・iDeCoを1つまでです。

 

ロボアドバイザーは特に制限がないので、いくつでも作ることができます。

積立可能額

積立NISA 年間40万円まで
iDeCo 月額上限あり。職業や企業年金の有無により異なる
ロボアドバイザー 上限なし

NISAとiDeCoは非課税制度なので、投資金額に上限があります。

NISAの場合は、年間40万円です。

iDeCoの場合は、職業によって上限金額が変わってきます。

自営業者がいちばん多く投資でき、公務員がいちばん少ない上限金額です。

 

ロボアドバイザーに投資の上限はありません。

投資対象

積立NISA 一部の投資信託・ETF
iDeCo 一部の投資信託
ロボアドバイザー 投資信託・ETFなど

つみたてNISAは金融庁が指定した、「特定の投資信託・ETF」のみに投資できます。

投資対象は常時見直され、投資できる投資信託の種類が年々増えています。

iDeCoの場合は、投資信託のみに投資できます。

iDeCo専用の投資信託がいくつかあり、その中からしか選べません。

 

ロボアドバイザーは、利用する証券会社により投資できる先が変わります。

主に投資信託やETFが投資対象です。

海外のETFに投資するロボアドバイザーもあります。

手数料

積立NISA 買付、売却手数料不要。投資信託の運用報酬のみ(商品により異なる)
iDeCo 加入手数料のほか、毎月「国民年金基金連合会」「信託銀行」への手数料。投資信託の運用報酬。
ロボアドバイザー 運用管理費用(年率1%程度)

NISAは基本的に手数料がかかりません。

投資先の投資信託やETFの運用手数料が利益から差し引かれる程度です。

iDeCoの場合は、加入料や国民年金基金への手数料が、利用する証券会社や銀行に関わらず発生します。

 

ロボアドバイザーの場合、自動運用型のものは手数料がかかります。

アドバイス型のものは、アドバイスのみであれば無料です。

商品選定から運用までの流れ

積立NISA 選定・運用ともに自分で行う
iDeCo 選定のみロボアドバイザーが利用できる金融機関あり。運用は自分で行う。
ロボアドバイザー 自分で行うアドバイス型と、全ておまかせ運用の投資一任運用型があり。

つみたてNISAも、iDeCoも売買は自分で設定します。

投資対象はどこにするか、いくらずつ投資するかを自分で決めます。

 

ロボアドバイザーもアドバイス型の場合は、NISAやiDeCoの運用と同じです。

自動運用型のもののみ、おまかせで売買してくれます。

税金について

積立NISA 運用で得た利益が非課税
iDeCo 投資にあてた資金が所得控除・運用で得た利益が非課税・給付時に税制優遇
ロボアドバイザー 特になし ※ウェルスナビにはDeTAX機能あり

NISAの場合は、利益の部分が非課税になります。

例えば・・・100万円投資して、200万円で売ったら100万円の利益です。

通常の証券口座なら20%課税されて80万円の利益が手元に残ります。

NISAなら非課税なので、まるっと100万円お金が増えます。

 

iDeCoは2種類の非課税をうけられます。

1つは、投資中の所得控除。

例えば・・・年収500万円だと、所得税が500万円に対してかかります。

iDeCoで月2万円投資すると24万円(月2万×12ヶ月)を所得から差し引けます。

 

つまり、500-24の476万円に対しての所得税しかかかりません。(税金が安くなる~)

さらに2つ目、iDeCoでつみたてたお金を受け取るときも利益が非課税とWでお得です。

 

 

ロボアドバイザーの場合は、通常の株式投資と同じ扱いになります。

そのため、特別な税金対策はありません。

ロボアドサービスの中では、ウェルスナビが税金をおさえるための「De-Tax(デタックス)」という機能をもっています。

 

節税しながらロボアドバイザー運用するには

ウェルスナビの税金最適化(DeTAX)機能を使う

ロボアドバイザーサービスの中で唯一、税金自動最適化という機能がついているのがウェルスナビです。

税金自動最適化(DeTAX)の機能とは公式サイトによると、こう説明があります。

DeTAX(デタックス)とは、分配金の受け取りやリバランスなどによって生じる税負担の一部または全部を、保有銘柄の「含み損」を実現して「利益」を相殺することにより、税負担を翌年以降に繰り延べる機能です。

WealthNaviでは、分配金による受け取りやETFの売却(リバランスによる売却も含む)により、利益により生じる税負担が2万円以上となる場合を目安として、DeTAXによる取引を自動的に行います。

なお、DeTAXはWealthNaviの標準機能となります(一般口座は除く。)ので、別途お申し込みなどの手続きは不要です。

どういうことか、というと。

 

資産運用で持っている銘柄は、売るまでは儲けも損もでません。

今売れば儲かる状態のことを「含み益」

今売れば損する状態のことを「含み損」と言います。

 

例えば極端な例ですが・・・

20万円運用していて、2銘柄を10万円ずつ買い付けていたとします。

1つは10万円の含み益があり、1つは10万円の含み損があります。

このときに、含み益の方だけ利益確定売りをしてしまうと、10万円に対して課税されてしまいます。

ところが、含み損のある銘柄も同時に売れば、プラスマイナスゼロで課税されません。

 

え?それじゃ資産増えてないじゃん!と思うかもしれません。

この時売却した含み損銘柄は、売った直後に買い戻します。

ウェルスナビのポートフォリオ上では、

値上がりした銘柄だけ売却したのに、税金はかからないように配慮した動きをしたのです。

これがつまり、税金自動最適化です。

 

実際には、ポートフォリオが2銘柄ということはありませんし、

含み損と含み益が同じ金額になることもないので、税金がゼロではなく安くなる程度だと思います。

 

仕組みは簡単なので、自分で運用している時にも応用できる技ですが

ぶっちゃけ面倒ですよね。

これを自動でやってくれるところが、ウェルスナビの目玉の一つでもあります。

ロボアドバイザー診断でiDeCoの運用をする

節税目的で資産運用口座をつくるなら「iDeCo」が最強です。

このiDeCoに対応している、投資一任運用型のロボアドバイザーはまだありません。

でも、iDeCo口座で運用する投資信託を診断してくれるロボアドバイザーサービスはいくつかあります。

 

ロボアアドバイザーの診断を受けて、提案された銘柄を元にiDeCoで年金運用することならできます。

ただ、自動運用ではないので、長期運用時のリバランスは自分で行う必要があります。

積立NISA口座でアドバイス型ロボアドバイザーを利用する

ロボアドバイザーには運用まで自動でおまかせできるタイプと、

アドバイスだけをしてくれるタイプがあります。

 

アドバイス型の場合は、口座開設をしなくても無料で診断できるところがほとんどです。

このサービスを利用して、アドバイスされた銘柄をつみたてNISAで買うこともできます。

 

注意しておきたいのが、つみたてNISAは対応している投資商品が限定されてるということです。

ロボアドバイザーがおすすめしていても、つみたてNISAの口座では買えないものもあったりします。

 

  • つみたてNISAでも買える投資信託なのか
  • ない場合は、似たような投資信託はないか
  • 似たようなものを組み合わせたときに全体のバランスが崩れてないか

 

などを自分で見て考えないといけないので、できなくはないけど、やろうと思うと大変です。

投資口座と運用方法について

投資口座の種類一覧

そもそも、投資は銀行の普通預金口座では始められません。

投資専用の「証券口座」が必要になります。

さらに、投資の種類別に「専用の口座」が必要になってくるのです・・・

これがややこしい原因ですね。

 

ざっくりと投資用口座の種類をお伝えします。

取扱商品 取引できる場所
(参考)銀行口座 定期預金など 銀行
証券口座 上場株式・投資信託・ETFなど 証券会社
投資信託口座 投資信託 銀行・郵便局
証券口座・投資信託口座 ロボアド(投資信託・ETF) 証券会社・銀行
NISA専用口座 上場株式・投資信託 証券会社のみ
積立NISA専用口座 一部の投資信託・ETF 証券会社・銀行
iDeCo専用口座 一部の投資信託 証券会社・銀行

 

投資商品は大きく分けて2種類あります。

「上場している株式とETF」「上場していない投資信託」です。

 

上場している金融商品(株やETF)を取り扱うには「証券口座」が必要で、

非上場の投資信託は「投資信託口座」でも購入可能です。

 

基本の証券口座の種類とは別枠で、「NISA」「積立NISA」「iDeCo」の口座が独立して存在しています。

 

この3つはいずれも

  • 非課税制度が利用できる
  • 利用に制限がある
  • 1人1口座しか作れない(NISAと積立NISAはどちらか一つ)

というルールがあります。

 

ロボアドの口座は、利用するロボアドによって変わります。

投資信託しか売買しないロボアドなら「投資信託口座」で利用できるし

株やETFも売買するロボアドなら「証券口座」を作る必要があります。

非課税口座の種類一覧

非課税口座には大きく分けてNISAとiDeCoの2種類があります。

さらにNISAは3種類に分類されます。

それぞれ、利用できる条件などが違います。

 

iDeCoとNISAは、同時に運用できますが、3種類のNISAは1人1口座しか作ることができません。

 

非課税口座の優遇制度の違い

NISA・つみたてNISA・ジュニアNISA 投資で得た利益が非課税
iDeCo 投資の資金が所得控除対象・運用益が非課税・受取時に退職所得控除や公的年金等控除

NISAの場合は、限度額内の投資で得た運用益に対しての税金が発生しません。

購入した株が値上がりして売却した場合、通常20%の税金がかかりますが、これがナシになるんです。

 

iDeCoは、NISAと同じように運用益の税金が発生しません。

さらに、他にも節税効果があります。

 

年収500万円の人が年間20万円をiDeCoで運用した場合、投資金額の20万円を所得額から控除できます。

つまり、年収が480万円で計算して、市民税や所得税が課税されるので税金が安くなります。

 

年収が高くて、市民税などが高い人はiDeCoで年収をおさえて、上手に節税するという裏技が使えるのです。

 

NISA

利用条件 20歳以上の成人
非課税期間 投資した年から5年間
投資対象 上場株式・投資信託・ETFなど
非課税限度額 年120万円
投資可能期間 2023年12月末まで

2014年1月にスタートした少額投資非課税制度です。

非課税投資の期間は5年と短い設定ですが、「ロールオーバー」することで最大10年間、NISA口座で投資することができます。

※ロールオーバーは、新しいNISA口座に運用中の投資商品を移動させることです。

旧口座5年+新口座5年の最大10年が限界です。(ただし2023年までなので今からはじめても10年は運用できません)

NISA口座は私も持ってます!上場株式にも投資ができるので、株主優待デビューにおすすめの制度です♪

つみたてNISA

利用条件 20歳以上の成人
非課税期間 投資した年から最大20年間
投資対象 一部の投資信託・ETF
非課税限度額 年40万円
投資可能期間 2037年12月末まで

つみたてNISAは2018年1月からスタートした新制度です。

NISAに比べると、年間の投資上限が低いことと、投資先商品が限定されているところが特徴的です。

株主優待は楽しません(/_;)

 

かわりに投資期間が最大20年間と長めに設定されています。

コツコツと長期分散投資をして、ライフイベントの出費に備えるための投資口座として活用できそうです。

2014年スタートの従来のNISAとつみたてNISAは、どちらかしか作れません。

私はNISAの期限を迎えたら、つみたてNISAを開設する予定です!

ジュニアNISA

利用条件 0~19歳の子ども
非課税期間 5年間(※子どもが20歳になるまで非課税運用可)
投資対象 上場株式・投資信託・ETFなど
非課税限度額 年80万円
投資可能期間 2023年12月末まで

2016年にスタートした子ども専用NISAです。

未成年しか作れない口座ですが、投資商品の運用は親族(親や祖父母)が行います。

主に教育資金用に積立投資をすることを目的とした制度です。

 

ちょっとややこしいのは、非課税期間が5年なのに、子どもが18歳になるまでは払い出し制限があることです。

18歳までに払い出しをしてしまうと、NISA口座として非課税になるはずだった運用益に通常の20%の税金が課せられます。

0歳の子どものためにジュニアNISAをはじめた場合、5年間(5歳まで)は積立運用できますが、それ以降は18歳まで塩漬けにする必要があります。

80万円×5年分の400万円を学資保険にする代わりに、と活用する方が多いようです。

制度終了が2023年と決まっているので、のんびりしてると投資期間が短くなってしまいます!

iDeCo

利用条件 20歳以上60歳未満の成人
非課税期間 60歳までの運用益 ※老齢給付金として、60歳から受け取る権利発生
投資対象 一部の投資信託
非課税限度額 加入区分により最大年81.6万円まで
投資可能期間 60歳になるまで

iDeCoは「個人型確定拠出年金」といって、自分で用意する年金のことです。

そのため、60歳未満しか加入できず、60歳までは積立運用するだけで引き出すことができません。

でも、NISAに比べると節税効果はすごく優遇されています。

 

まず、拠出金(投資の軍資金)は所得控除してもらえます。

さらに、運用益は60歳まで非課税。

さらにさらに、年金や退職金を受け取るときと同じ税制優遇措置を利用できるのです!

 

ただし、iDeCoは専用口座内で、決められた一部の投資信託にしか投資できません。

投資の自由度は低めです。

節税目的で利用している人が多い制度です。

積立上限額が低めなので、キャッシュに多少の余裕があるなら早めに口座開設して積み立てたほうが良いですよ!

ロボアドバイザー口座の種類一覧

ロボアドバイザーを活用できる口座は、運用方法により2種類あります。

 

投資一任運用型:専用口座

アドバイス型:口座の制限なし

 

投資一任運用型の場合は、預け入れしたお金を元に自動で売買してくれます。

だから、売買可能な専用口座の開設が必要です。

 

逆にアドバイス型の場合は、アドバイスを受けた後は自分で売買します。

アドバイスしてもらった投資商品がある証券会社や銀行なら、どこで運用してもOK。

既に運用経験がある人なら、アドバイス型のほうが便利かもしれません。

 

逆に、証券口座を一つも持っていない状態で、投資が初めての人は

ほったらかし型(投資一任運用型)のロボアドで、

ロボアド専用口座の、放ったらかし投資のほうがスタートは切りやすいと思います。

投資初心者はロボアドで勉強後につみたてNISAやiDeCo運用してみよう

つみたてNISAやiDeCoで資産運用をするのは賢い方法だと思います。

ところが、お得な制度とわかっていても

 

一体何を買えばいいのかわからない

何からどう始めればいいのかわからない

いつか完璧な投資を見つけたら始めよう!

 

と後回しにしていませんか?

 

そんな日は待っているだけでは一生やってきません。

どうしていいかわからない人こそ、まずはロボアドの自動運用を試すべきです。

 

入金したお金がいつどんなタイミングで何を買ったり売ったりしているのか。

どんな資産配分で購入しているのか。

購入履歴をみれば一目瞭然です。

 

ロボアド運用をしてみれば、一年後にはiDeCoもNISAも気軽に始めることができるようになりますよ!

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